「鏡開き」の意味

鏡開きとは、1月11日に正月飾りの鏡餅を下ろして食べる行事のことです。
2022年だと、1月11日は火曜日です。
本来は包丁を使わずに、手や木槌で鏡餅を割ります。
11間飾られていた鏡餅は乾燥しているので、刃物を使わなくとも割ることが可能です。
そして、お雑煮やお汁粉にして食べるのが一般的です。
年神様が、宿っていた鏡餅には魂が吹き込まれているとされています。
その力を授かり家族の無病息災の願いを込めて、鏡餅を食べるまでが鏡開きです。飾るだけではなく、下ろして食べる終えることまでが鏡餅の本来の意味を成すのです。最近ではパック詰めされた鏡餅が多いので食べやすいですが、すべてお餅で作られた鏡餅でも神様に失礼にならないようにひとつ残らず食べたいところですね。

「鏡開き」の由来
鏡餅は年神様が家を訪れたときの依り代、いわば居場所のようなもの。
また、鏡餅の稲には人間と同じ霊魂が宿るとされています。「切る」や「割る」といった言葉は縁起が悪いので、末広がりの意味を持つ「開く」を使い「鏡開き」というようになりました。

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