「野焼き」作業中の男性が全身にやけど 熊本県阿蘇市6日 21時34分きのう、熊本県阿蘇市で行われた「野焼き」では、作業中の男性が全身にやけどを負ったほか、火が車へ燃え移るなどの被害が出ています。

きのう午後、熊本の観光地「大観峰」で撮影された映像です。風の音とともに駐車場まであおられてきている火は「野焼き」のモノです。車が炎に包まれているようにもみえます。
午後1時50分ごろには「野焼きの火で車の塗装が焼け焦げた」と110番通報があり警察が確認したところ、乗用車全体が焼けていたということです。運転手の男性にけがはありませんでした。この「野焼き」、きのうは阿蘇地域の複数の場所で行われていて、阿蘇市一の宮町の原野では、野焼きを行っていた男性2人が火から逃げ遅れ、1人は全身に、もう1人は顔にやけどを負いました。2人とも意識はあるということです。
ほかにも「野焼き」の火が燃え移る「林野火災」も相次いで起きています。

強風にあおられると、いくら延焼防止区画を設けて除草をしていても何の役にも立ちません。
幸い、死亡者はおられず、車両2台の被害で済みました。

家の敷地内で、焚火をする際も周囲に燃えやすいものは置かずに、防火用水を準備して最小限の雑草や落ち葉等の焼却としましょう。
少しでも風の強い日は、絶対に中止してください。

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